🎯 CVE-2026-31431 深度技术分析:漏洞根因 · PoC/EXP · 检测指纹
CVE-2026-31431 深度技术分析
摘要:CVE-2026-31431(代号“Copy Fail”)是 Linux 内核 crypto 子系统 algif_aead 中的一个高危漏洞,CVSSv3 评分为 7.8。该漏洞源于 AF_ALG 加密接口在 AEAD 解密时错误实现了“就地操作”(in-place),使得无特权容器工作负载能够通过 splice() 将文件页缓存中的页面同时作为输入和输出缓冲区,从而在认证失败前破坏任意文件的页缓存。在容器平台(如 Kubernetes + Talos Linux)中,该漏洞可被链式利用为完整节点攻陷:无需任何提升权限即可在宿主机上以 root 身份执行任意代码、访问节点文件系统与机密信息。漏洞无需内核调试、无需竞态条件,利用条件仅为可在目标节点上创建 Pod。
📌 漏洞概述
CVE-2026-31431 是 Linux 内核安全团队在 2026 年披露的高危漏洞,CVSS 评分为 7.8(严重程度为 HIGH)。漏洞位于内核 crypto 子系统的 algif_aead 模块,该模块负责处理用户态通过 AF_ALG 套接字发起的 AEAD(Authenticated Encryption with Associated Data)加解密请求。攻击者可借助该漏洞以无特权容器身份,通过精心构造的 AF_ALG 请求与 splice() 系统调用,实现对宿主机任意文件页缓存的写入破坏,进而取得本地权限提升或容器逃逸。
受影响的组件为 Linux 内核中的 crypto/algif_aead.c。漏洞的引入源于提交 72548b093ee3,该提交试图在 AF_ALG 的 AEAD 路径中启用“就地操作”(in-place operation)优化。遗憾的是,这种优化未充分考虑 AF_ALG 与 splice() 结合时的特殊内存映射场景,导致源页面被意外当作目标输出缓冲区写入。上游修复方式是撤销该提交,恢复为“非就地”(out-of-place)操作模式,同时保留对关联数据(Associated Data, AD)的直接复制逻辑。
该漏洞影响范围包括使用受影响 Linux 内核版本且允许容器访问 /dev/crypto 或 AF_ALG 套接字的系统。已确认存在利用影响的发行版包括 Sidero Labs 的 Talos Linux,GHSA 编号为 GHSA-m38g-vww2-mvgx。CISA KEV 尚未收录该漏洞,但多个公开 PoC 仓库(如 copy-fail-c、DIRTYFAIL)已经展示了实际利用链,因此现实威胁程度极高。
🔬 漏洞根因分析
要理解该漏洞,需要回顾 AF_ALG 接口的数据传递机制。AF_ALG 套接字允许用户态进程直接使用内核加密内核,避免不必要的用户态复制。其中,splice() 系统调用可以将文件页缓存中的页面零拷贝地关联到套接字缓冲区,供加密/解密算法读取。在 AEAD 解密中,密文输入和明文输出通常来自不同的内存区域,因此内核的通用实现应将输入和输出视为独立的缓冲区。
提交 72548b093ee3 引入的“就地操作”优化,却假设输入和输出可以被安全地合并到同一个内存地址。该逻辑最初可能针对用户态内存映射(如 mmap 区域)设计,但在 AF_ALG + splice() 的场景下,攻击者可以让密文输入来自一个只读映射的文件页缓存(例如 setuid 二进制文件的页缓存),而优化的代码错误地允许该页面同时作为解密输出缓冲区。更关键的是,AEAD 解密流程中,即使后续的认证标签(MAC)校验失败,解密操作本身已经完成,数据已经被写入目标页面。攻击者因此能够在“认证失败”并收到错误返回时,已对目标文件页缓存造成了实际修改。
具体利用方式(以公开 PoC 描述为依据):攻击者创建一个 AF_ALG 套接字,选择 authencesn(具有序列号数的认证加密)模板,然后配置一个假的 AEAD 解密请求。密文输入通过 splice() 从目标文件的页缓存中获取。由于就地优化,该页缓存页面会被同时用作明文输出缓冲区。攻击者将预期写入的恶意数据按 4 字节窗口分散在每次请求中,注入会触发解密流程的 payload。经过 4×N 次迭代,整个目标文件的页缓存内容被完整替换为攻击者控制的 payload。当目标文件随后被特权进程执行时(例如 kube-proxy 执行 /usr/sbin/nft),内核会从被篡改的页缓存中加载代码,相当于以特权进程身份执行了任意代码。
根因可以总结为:在内核加密子系统的一个快速路径实现中,缺少了对 splice() 输入页面只读属性的强制约束。就地操作虽然节省了一次内存拷贝,却破坏了页缓存的数据完整性。修复方案(撤销提交)完全移除 in-place 路径,强制将输入和输出分离,并直接复制关联数据(AD),彻底消除了页缓存被覆盖的边界条件。值得注意的是,该漏洞不需要任何竞态条件:每次 AF_ALG 请求都是原子性地完成“解密写入 → 认证失败”过程,攻击者可以精确控制每个字节的写入位置。
💥 影响与危害
该漏洞最具威胁性的影响是允许无特权容器用户破坏宿主机上任意可读文件的页缓存。由于 Linux 页缓存是全局共享的,同一文件无论被映射多少次,其缓存页面都是同一份。因此,攻击者即使在容器内,只要能够确定目标文件的路径(如攻击者 Pod 内共享的 containerd 镜像层中的二进制),就可以破坏宿主机上所有命名空间共享的同一文件页缓存。
在 Talos Linux + Kubernetes 环境中,攻击者只需在受害者 Node 上创建 Pod(无需任何 RBAC 权限或主机挂载),即可开展攻击。利用链主要有两条:
- 毒化特权 Pod 的二进制:攻击者选择与 kube-proxy 等特权 DaemonSet 共享的容器镜像(如 containerd 快照层中的
/usr/sbin/nft),通过本漏洞篡改其页缓存中的代码。当 kube-proxy 调用该二进制时,恶意代码以 HostRoot 权限运行,攻击者随即取得完整节点 root shell。 - 毒化静态特权二进制:直接攻击节点上
/usr/sbin/nft、CNI 插件等以 root 或高权限执行的宿主文件。由于攻击者只读即可,无需写入权限,但对页缓存的修改会被所有进程统一看到。攻击者可在 payload 中写入一个 setuid+setgid 的 ELF dropper,随后执行一个普通用户可调用的 setuid 程序,实现本地提权。
攻击完成后,攻击者获得的不仅是容器逃逸,而是宿主机完整的 root 权限。可以读取节点上的 Kubernetes secrets(包括服务账号 Token、集群 CA、网络密钥等)、安装持久化后门、操纵网络流量、破坏其他工作负载,甚至横向移动至整个集群。因为该漏洞不需要任何竞态或特殊的系统配置,即使在 Default 安全上下文(无 privileged、无 CAP_SYS_RAWIO)下也能触发,因此实际危害远高于普通内核内存漏洞。
🛡️ 修复与缓解
目前已发布的上游内核补丁为 crypto: algif_aead - Revert to operating out-of-place,该补丁撤销了引入漏洞的提交(72548b093ee3),恢复非就地操作模式,同时保留对关联数据的复制逻辑。所有使用受影响内核版本的 Linux 发行版(包括 Ubuntu、Debian、RHEL、Talos Linux 等)均应尽快选用已合入该补丁的内核版本,并重启节点使补丁生效。
针对 Talos Linux 用户,GHSA-m38g-vww2-mvgx 公告明确指出升级至包含修复内核的 Talos 版本是唯一有效的彻底修复方案。由于该漏洞已被公开展示 PoC,且工具链(如 C 移植版)已经成熟,任何在可访问 AF_ALG 的容器环境下的延迟升级都可能带来即时被入侵的风险。
在补丁无法立即部署的情况下,可采取以下缓解措施降低风险:
- 使用 seccomp 策略阻止容器内调用
socket(AF_ALG)或相关splice()组合。Kubernetes 默认的 seccomp 配置在多数版本中尚未完全拦截 AF_ALG,需手动创建自定义 seccomp Profile。 - 通过 AppArmor / SELinux 限制容器对
/dev/crypto设备及 AF_ALG 套接字的访问权限。例如在 AppArmor 中禁止socket alg规则。 - 禁止非特权用户命名空间(userns)中的 AF_ALG 使用,部分发行版可通过 sysctl 或内核命令行参数关闭用户命名空间内的 crypto 接口。
- 最小化容器镜像中共享宿主页缓存的文件:将特权 Pod 与普通 Pod 放置在不同节点,或在节点上使用 dedicated 镜像层,避免可预测的路径共享。
- 加强监控:虽然利用过程在 syscall 层非常隐蔽,但异常的 AF_ALG socket 调用(如使用
authencesn模板)可作为异常检测线索。不过该利用不产生独立进程,日志监控难度较大。
最后,即使已经完成内核升级,也应审查节点上是否存在已被篡改的二进制或页缓存。可在升级后重新启动所有节点,确保页缓存被刷新;同时校验关键文件哈希,以排除已发生的攻击痕迹。
🧪 PoC 复现
从 GitHub 公开仓库抓取的实际 PoC 代码(仓库)。
📋 代码元数据语言md来源tgies/copy-fail-c针对性✅ 已验证与漏洞相关(代码含 CVE 引用)依赖见代码注释/README用法详见代码注释中的使用说明
# Copy Fail (CVE-2026-31431) - C port
*[English (en)](README.md) ∙ [日本語 (ja)](README.ja.md) ∙ [简体中文 (zh-cn)](README.zh-cn.md) ∙ [한국어 (ko)](README.ko.md) ∙ [Русский (ru)](README.ru.md)*
Copy Fail Linux LPE (CVE-2026-31431) のクロスプラットフォームC言語による再実装です。この脆弱性はTheori / Xintによって2026年4月29日に公開されました。脆弱性の詳細、タイムライン、Theoriによる発見プロセスについては、[copy.fail](https://copy.fail/) の公式レポートを参照してください。
公開されているProof-of-Concept (PoC) は732バイトのPythonスクリプトです。このC言語への移植版は、プロジェクト独自のソース内にアーキテクチャごとの16進数バイナリやインラインアセンブリを含めることなく、nolibcがサポートする任意のアーキテクチャにコンパイル可能なポータブルなC言語として同じエクスプロイトを表現できることを実証しています。
本移植版の作成者: Tony Gies <tony.gies@crashunited.com>
発見および当初の公開: Theori / Xint
## リポジトリ構成
```
copy-fail-c/
├── exploit.c ドロッパー (バイナリ書き換えバリアント)
├── exploit-passwd.c ドロッパー (/etc/passwd UID書き換えバリアント)
├── vulnerable.c 非破壊的な脆弱性チェッカー
├── payload.c ドロップされる本体 (setgid+setuid+execve sh)
├── utils.c,
utils.h AF_ALG/splice ページキャッシュ書き換えプリミティブ (共有)
├── Makefile ビルドのオーケストレーション
├── nolibc/ torvalds/linux の tools/include/nolibc からのベンダーコード
└── README.md このファイル
```
`make` 後:
```
├── payload ドロッパーにバイト列として埋め込まれる小さな静的ELF
├── payload.o `ld -r -b binary` によって再配置可能な .o としてラップされたペイロード
├── exploit ドロッパー、バイナリ書き換えバリアント
├── exploit-passwd ドロッパー、/etc/passwd UID書き換えバリアント
└── vulnerable 非破壊的な脆弱性チェッカー
```
`exploit.c` は対象バイナリを読み取り専用で開き、埋め込まれたペイロードの4バイトのウィンドウごとにAF_ALGを介してダミーのAEAD復号を1回実行します。このときの暗号文入力は、ターゲットのページキャッシュページからsplice()を介して提供されます。authencesnテンプレートのインプレース最適化により、spliceされたソースページは暗号文入力と平文出力先のアドレスの両方として扱われるため、認証検証がリクエストを拒否する頃には、(失敗する)復号によってすでにページキャッシュページが上書きされています。4 * N回の反復後、ターゲットのキャッシュされたイメージはペイロードとバイト単位で完全に置き換えられます。ターゲットをexecve()すると、変異したページがロードされます。ディスク上のinodeは依然としてsetuid rootであるため、カーネルはroot権限を付与し、ペイロードを実行します。
`payload.c` は純粋なポータブルC言語です: `setgid(0);
setuid(0);execve("/bin/sh",
...)`。nolibcは `_start`、システムコール機構、およびアーキテクチャごとのレジスタ操作を提供します。
2番目のバリアントである `exploit-passwd.c` は、setuidバイナリのイメージの代わりに /etc/passwd のページキャッシュの4バイトを書き換えます。埋め込みペイロードを必要とせず、バイナリ書き換えのルートがブロックされているシステムでも機能しますが、キャッシュアウトの(権限昇格を達成する)サーフェスははるかに狭くなります。
`vulnerable.c` はエクスプロイトではありません。文字列 `init` を含むローカルの `testfile` を作成し、そのファイル自身のページキャッシュに対して同じ `patch_chunk()` プリミティブを実行して、バイトを `vulnerable` に上書きしようとします。読み戻したファイル内容が一致すれば、実行中のカーネルは CVE-2026-31431 の影響範囲内です。ディスク上のinodeは変更されません。`testfile` は終了時に削除され、ページキャッシュの書き換えもそれと共に消えます。特権なしで実行できます。終了コードは、脆弱な場合は100、プリミティブは実行できたが書き換えが起きなかった場合は0、AF_ALGソケットファミリまたはauthencesnテンプレートが利用できずパッチ状態を判定できない場合は2、その他の実行時エラーでは1です。
## ビルド
デフォルト (ホストアーキテクチャ向けネイティブ):
```sh
make
```
aarch64 へのクロスコンパイル (またはクロスツールチェーンがインストールされている他のLinuxアーキテクチャ):
```sh
make CC=aarch64-linux-gnu-gcc LD=aarch64-linux-gnu-ld
```
ベンダー化されたnolibcがサポートするアーキテクチャ(アップストリームに準拠): x86_64,
i386,arm,aarch64,riscv32/64,mips,ppc,s390x,loongarch,m68k,sh,sparc。nolibcはコンパイラのアーキテクチャマクロに基づいてディスパッチするため、適切な `CC`/`LD` を選択するだけで十分です。
ビルドの要件:
* Cコンパイラ (`cc`,`gcc` または任意のクロスバリアント)
* `ld -r -b binary` をサポートするリンカー (binutils ld および lld は対応)
* `linux/if_alg.h` と `<asm/unistd.h>` を提供するカーネルUAPIヘッダー (Debian/Ubuntu: `linux-libc-dev`;
クロスバリアント: 通常、クロスツールチェーンパッケージに含まれます)
Linux 5.6 より古いヘッダーセットは、ベンダー化されたnolibcが使用する `__kernel_old_time_t` および `struct __kernel_old_timespec` よりも前のものです。`compat.h` (ペイロードのビルドに強制インクルードされます) は、これらが存在しない場合に提供するため、古い `linux-libc-dev` でも引き続きビルドできます。5.6 以降のヘッダーでは何もしません。
外部ライブラリへの依存関係はありません。ペイロードはnolibcに対してフリースタンディングとしてビルドされます。ドロッパーは `fprintf` と `perror` のためだけにホストのlibcとリンクします。
## アーキテクチャの選択
ソースのポータビリティを維持し、ペイロードを小さく保つために、ツールチェーンのいくつかの小さな機能が大きな役割を果たしています。
### nolibc
`nolibc/` はカーネルの小さなヘッダーオンリーなlibcの代替であり、torvalds/linux の `tools/include/nolibc/` から取り込まれたものです。これは `_start`、ポータブルな `syscall()` マクロ、およびインラインシステムコールラッパーを提供し、アーキテクチャごとのレジスタの規則は `nolibc/arch-*.h` にエンコードされています。`-nostdlib -static -ffreestanding -Inolibc` でペイロードをビルドすると、glibcのスタートアップ、TLSの初期化、またはスタックカナリアの仕組みを組み込むことなく、直接カーネルを呼び出す小さな静的ELFが生成されます。結果: パックおよびセクションヘッダーの削除後 (いずれも後述)、x86_64で約720バイト、aarch64で約1.2 KBになります。同じ `payload.c` をmusl-staticでリンクすると約17 KB、glibc-staticでは約700 KBになります。
### 埋め込み用の `ld -r -b binary`
Makefileは `ld -r -b binary -o payload.o payload` を介して、ビルドされた `payload` ELFを `payload.o` に変換します。リンカーは入力バイトを再配置可能なオブジェクトファイルのデータセクションとしてそのまま出力し、入力ファイル名から3つのシンボルを合成します。
```
_binary_payload_start 最初のペイロードバイトのアドレス
_binary_payload_end 最後のペイロードバイトの1つ後のアドレス
_binary_payload_size 絶対シンボル(値はバイト単位のサイズ)
```
`exploit.c` は最初の2つを `extern const unsigned char[]` として宣言し、サイズを `_binary_payload_end - _binary_payload_start` として計算します。
### `-Wl,-N` と厳しい `max-page-size`
ペイロードは `-Wl,-N -Wl,-z,max-page-size=0x10` で静的リンクされます。これにより、カーネルのページ境界に合わせたセグメントあたり4 KBのデフォルトの代わりに、16バイトのファイルアラインメントで `.text`/`.rodata`/`.data` が単一のLOADセグメントにまとめられます。これにより `ld` から「RWX permissions」の警告が出ますが、これは情報提供のみです。ペイロードの実行時メモリ保護は、この単一目的のプログラムにとって重要ではありません。このフラグがない場合、同じコードはx86_64で約13 KB(大部分はセグメント間のゼロパディング)にリンクされますが、これを使用すると、後述のセクションヘッダー削除前で約1.3 KBになります。
### セクションヘッダーの削除
リンク後、`objcopy --strip-section-headers` はペイロードのセクションヘッダーテーブルと `.shstrtab` を削除します。カーネルのELFローダーはプログラムをそのプログラムヘッダーのみからマップするため、これらのバイトは実行時にはロードされませんが、`payload` はそのまま埋め込まれるため、ドロップと `patch_chunk` の反復回数を増大させます。これらを削除すると、x86_64のペイロードは約1.3 KBから720バイトになります(322回の4バイト反復が180回に減少)。2つのリンク時フラグが残りを削ります: `-Wl,--build-id=none` はbuild-idノートを削除し、`-fcf-protection=none` はコンパイラがサポートしている場合にx86のCETノートを削除します。
この削除には binutils >= 2.40 が必要です。クロスビルドでは `OBJCOPY=` を介してターゲットのobjcopyを渡します (例: `OBJCOPY=aarch64-linux-gnu-objcopy`)。objcopyが削除を実行できない場合、ビルドは注意メッセージを表示し、有効でより大きなペイロードを保持します。
## バリアントとキャッシュアウトの実現可能性
このリポジトリは、AF_ALG/splice ページキャッシュの書き換えプリミティブを共有しつつ、異なる方法でroot実行にキャッシュアウト(権限昇格を達成)する2つのエクスプロイトバリアントを提供しています。それらの信頼性プロファイルは同等ではなく、現実世界の脅威モデルを推論する際にこの違いが重要になります。
### バイナリ書き換えバリアント (`exploit`)
ターゲットのsetuidバイナリのページキャッシュを埋め込まれたペイロードバイトで書き換え、バイナリをexecします。カーネルは、バイナリのディスク上の変更されていないsetuidビットからroot権限を付与し、メモリ上の破損したイメージをロードして、ペイロードを実行します。
攻撃者がシステム上の任意のroot-setuidバイナリに対して `open(target,
O_RDONLY)` できる場所であればどこでも機能します。制限された読み取りディレクトリの背後にあるsetuidバイナリの環境や、setuidを使用しないシステム設計によっておおむね防御されます。
### /etc/passwd UID書き換えバリアント (`exploit-passwd`)
/etc/passwd のページキャッシュの4バイトを書き換えて、実行中のユーザーのUIDフィールドを "0000" に設定します。/etc/passwd はすべての標準的なLinuxシステムで誰でも読み取り可能であるため、*書き換え* 自体は普遍的です。これをroot実行に変換するには、root側のプロセスが getpwnam/getpwuid を介してユーザーを解決し、クロスチェックを行わずに解決されたuidに基づいて行動することに依存します。そのようなコンシューマーは多く存在しますが、その多くは呼び出し元のuidに対するカーネルのビューや、ディスク上のファイルの所有権と防衛的なクロスチェックを行うため、キャッシュアウトが機能しなくなります。
#### キャッシュアウト実現可能性マトリックス
|
キャッシュアウト |事前のroot設定の必要性 |備考 ||---|---|---||WSL2 セッションのスポーン |なし |WSLのセッションごとの `setuid(getpwnam(default_user)->pw_uid)` は検証を行いません。クリーンに動作します。 ||util-linux `su` |なし |呼び出し元の識別処理が寛容です。 ||shadow-utils `su` |あり |`getpwuid(getuid())` 呼び出し元の識別チェックは、書き換えによって実際のuidがマッピングされなくなるため失敗します。 ||sshd (デフォルト `StrictModes yes`) |あり (StrictModes の無効化) |
StrictModes はホームディレクトリが root または `pw->pw_uid` に所有されていることを要求します。書き換えにより pw_uid=0 になりますが、ディスク上の所有者は元のuidのままです。不一致のため認証が拒否されます。 ||MTA ローカル配信 (postfix,exim など) |変動あり |MDAのホーム権限検証に依存します。MTAごとのテストが必要です。 |
#### `su` 失敗後のピボット
`exploit-passwd` は書き換え後に最も単純なキャッシュアウトとして `su <user>` をexecします。これは util-linux の `su` に対しては機能しますが、shadow-utils の `su` に対しては "Cannot determine your user name." で失敗します。この時点でもページキャッシュの書き換えは有効であり、他のキャッシュアウト(例: クロスチェックなしで getpwnam を介してユーザーを解決するデーモンを使用する)へのピボットは可能です。
テスト完了後に破損したページキャッシュをクリアするには、rootとして `echo 3 >
/proc/sys/vm/drop_caches` を実行してください。
## 影響を受けるカーネル
```
下限: torvalds/linux 72548b093ee3 2017年8月,v4.14
(AEADスキャッターリストへのspliceを介した
ファイルページ書き込みプリミティブを
導入したAF_ALG iov_iterの再構築)
上限: torvalds/linux a664bf3d603d 2026年4月,
メインライン
(2017年のalgif_aeadインプレース最適化を元に戻す;
ソースと宛先のスキャッターリストを分離し、
ページキャッシュページが書き込み可能な
暗号化の宛先にならないようにした)
```
この間の期間: 修正をバックポートしなかったすべての主要なディストリビューションカーネル。
Ubuntu、RHEL、SUSE、Amazon Linux、およびDebianはすべて、情報公開時にストッククラウドイメージカーネルで脆弱性が確認されていました。ディストリビューションレベルのバックポートは、一般公開と並行して2026年4月29日頃から展開され始めました。ターゲットカーネルが該当期間内にあるかどうかを確認するには、カーネルのgitログまたはディストリビューションのチェンジログに `a664bf3d603d` (またはそのディストリビューション固有のバックポート) が存在するかどうかを確認してください。
## 商用サポート
有償のセキュリティレビュー、カスタム移植、非公開のセキュリティアドバイザリについては、作成者のコンサルティング会社である Crash United,
LLC を通じてお問い合わせください。
連絡先: tony.gies@crashunited.com · https://crashunited.com
GitHub: [@tgies](https://github.com/tgies) · X/Twitter: [@me_irl](https://x.com/me_irl)
## ライセンスとクレジット
CVE-2026-31431の発見と当初の公開: Theori / Xint
公式レポート: <https://copy.fail/>本C移植版: Tony Gies <tony.gies@crashunited.com>
`nolibc/`: Linuxカーネルツリーからのベンダーコード、デュアルライセンス
LGPL-2.1-or-later または MIT (`nolibc/nolibc.h` および各ファイルのSPDXヘッダーを参照)。
このリポジトリのドロッパーおよびペイロードのソースは、依存するnolibcツリーと同じLGPL-2.1-or-later または MIT のデュアルライセンス条項の下でリリースされています。これは、このディレクトリ全体を自分の作業環境に取り込むユーザーに対してライセンスの互換性を容易に維持するためです。
エクスプロイトとペイロードは、セキュリティ研究および防衛的な検出の目的で公開されています。所有していない、または明示的なテストの許可を得ていないシステムに対する使用は、作成者ではなくあなた自身の責任です。⚔️ EXP 利用代码
截至分析时,Exploit-DB 未收录该 CVE 的公开利用代码。可利用上述 PoC 进行验证,或关注 Exploit-DB 更新。
🕵️ 检测指纹
针对该 CVE 的自动化检测规则(可直接用于扫描与审计)。
🛡️ Semgrep 审计规则: CVE-2026-31431.yaml
📋 代码元数据语言yaml来源rules/semgrep/CVE-2026-31431.yaml针对性✅ 按 CVE 匹配依赖semgrep用法semgrep --config CVE-2026-31431.yaml
rules:
- id: CVE-2026-31431-rce-go
languages:
- go
severity: ERROR
message: "Potential page cache corruption via AF_ALG and splice() leading to local privilege escalation. Avoid direct usage of AF_ALG sockets with splice() on file page-cache pages."
patterns:
- pattern: |syscall.Splice($R,nil,$W,nil,$N,0)
fix: |
// Avoid using splice() with AF_ALG sockets on file-backed pages.
// Use safe I/O operations like io.Copy instead of splice.
metadata:
cwe: "CWE-277"
owasp: "A5: Broken Access Control"
technology: talos
references:
- "https://github.com/advisories/GHSA-m38g-vww2-mvgx"
- id: CVE-2026-31431-rce-go-alg
languages:
- go
severity: ERROR
message: "Potential page cache corruption via AF_ALG and splice() leading to local privilege escalation. Avoid direct usage of AF_ALG sockets with splice() on file page-cache pages."
patterns:
- pattern: |
syscall.Splice($R,nil,$W,nil,$N,0)
fix: |// Avoid using splice() with AF_ALG sockets on file-backed pages.
// Use safe I/O operations like io.Copy instead of splice.
metadata:
cwe: "CWE-277"
owasp: "A5: Broken Access Control"
technology: talos
references:
- "https://github.com/advisories/GHSA-m38g-vww2-mvgx"🛡️ CodeQL 审计规则: CVE-2026-31431.ql
📋 代码元数据语言ql来源rules/codeql/CVE-2026-31431.ql针对性✅ 按 CVE 匹配依赖codeql用法codeql database run
/**
* @kind path-problem
* @id go/command-injection/cve-2026-31431
* @name Unsafe splice() in AF_ALG leading to arbitrary code execution via nftables
* @description Untrusted workload using AF_ALG and splice() can corrupt page-cache pages,
leading to arbitrary code execution in kube-proxy via nft binary poisoning
* @problem.severity error
* @tags security
* external/cwe/cwe-078
*/
import go
import semmle.go.security.dataflow.CommandInjectionCustomizations
import CommandInjectionFlow::PathGraph
/**
* A source of untrusted input from inside a container (workload)
*/
class WorkloadSource extends DataFlow::Node {
WorkloadSource() {// Environment variables,command line arguments,network input,etc.
any(DataFlow::Node src).(RemoteFlowSource) = src
or
// Any input received via AF_ALG socket from the container
exists(FileReadAccess f |f.getFile().getAbsolutePath().matches("%/proc/%/fd/%"))
}}
/**
* A sink that represents the splice() system call on AF_ALG socket
* which can corrupt page-cache pages
*/
class SpliceAlgSink extends DataFlow::Node {SpliceAlgSink() {exists(FunctionCall fc |fc.getTarget().getName() = "splice" and
fc.getAnArgument().(DataFlow::Node).asExpr().getType().(PointerType).getBaseType().getName() = "alg_socket"
)
}}
/**
* Sink for nft execution which can be poisoned via page-cache corruption
*/
class NftExecutionSink extends DataFlow::Node {NftExecutionSink() {exists(FunctionCall fc |
fc.getTarget().getName() = "exec" or
fc.getTarget().getName() = "execve" or
fc.getTarget().getName() = "syscall.Exec"
) and
fc.getAnArgument().(DataFlow::Node).asExpr().(StringLiteral).getValue().matches("*/nft*")
}}class PoC_CommandInjectionConfig extends TaintTracking::Configuration {PoC_CommandInjectionConfig() {this = "PoC_CommandInjectionConfig" }
override predicate isSource(DataFlow::Node source) {source instanceof WorkloadSource
}override predicate isSink(DataFlow::Node sink) {sink instanceof SpliceAlgSink or
sink instanceof NftExecutionSink
}}from PoC_CommandInjectionConfig cfg,DataFlow::PathNode source,DataFlow::PathNode sink
where cfg.hasFlowPath(source,sink)
select sink.getNode(),source,sink,
"Untrusted workload data flows to splice() or nft execution,enabling page-cache corruption and privilege escalation"🤖 本文由漏洞情报系统自动聚合生成 · 2026-08-07 06:07 · 数据源: NVD/GitHub-Advisory/OSV/CISA-KEV/Exploit-DB/PoC-in-GitHub + 检测规则库